遺産分割協議書を作成した後に、新たな財産が見つかった場合にはどうなるか?

被相続人が亡くなり、遺言書がない場合には、相続人全員で遺産分割協議をおこない、その結果をまとめた遺産分割協議書を作成します。遺産分割協議とは、誰がどの財産をもらうのかという話し合いの事だと考えてください。では、一旦遺産分割協議書を作成した後で、新たな財産が見つかった場合は、どうなるのでしょうか。

これは、遺産分割協議書の中に、「その他の財産」の記載をしていたかどうかによります。遺産分割協議書には、具体的な財産を誰がもらうのかの記載とあわせて、「上記に記載のない財産は、すべて相続人●●が相続する。」などの記載を入れることも少なくありません。これは、細かな財産まですべて記載する手間を省くほか、協議書作成後に新たな財産が見つかった場合に、手続きを簡易にするためです。この一文が入っていれば、原則としてここで指定された相続人が新たに見つかった財産を相続することになります。一方、このような記載がなければ、新たに見つかった財産について新たに相続人全員で遺産分割協議をすることになります。

ただし、新たに見つかった財産が何千万円も入った預金口座であったり、不動産であったりした場合には、たとえ「その他」財産の受取人を指定していても、さすがに「その他」に含めてしまうのは、乱暴ともいえます。「その財産があると知っていたら、その他の財産を●●にすべて相続させるなどという事は納得しなかった」というように、そもそも遺産分割協議の前提を覆すような財産が見つかった場合には、「その他財産」の受取人がそのまま相続するのではなく、改めてその財産に対して遺産分割協議をすることが妥当でしょう。

一旦遺産分割協議がまとまったあとで新たな財産が見つかった場合には、様々な問題が生じる可能性があります。そもそもあまり関係の良くない相続人同士で何とか話し合いをまとめた後に新たな財産が見つかっては、もう一度遺産分割協議をするのは、大変です。遺産分割協議をする前に、まずは財産をまとめ、整理してから進めてください。

また、財産を残す側としては、自分の財産は、どこに何があるのかということをまとめておくことで、家族の負担を軽減することができます。家族を困らせてしまわぬよう、準備しておきましょう。

なごみ 相続サポートセンターでは、税理士や司法書士などの提携の上、相続が起きた後の手続きをトータルでサポートしております。遺産分割協議書の作成や相続税申告や、不動産の名義変更といった専門的な手続きのほか、相続戸籍の収集や、金融機関の解約手続き、電話加入権の名義変更などの代行も可能です。また、公正証書遺言の作成サポートも行っております。

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